野良猫の仔猫
次男の友達が、「大輔くんのお母さんは猫の仕事をしてるから」と、まだ目の開かない仔猫を拾って持ってきました。
猫の仕事をしてるから助けてくれるだろうと。
次男は「お母さんの仕事は猫の仕事やけど、仔猫を持って来られても困る。拾った所に戻して来い。」と。
しばし言い争いになっていましたが、子どもたちが触りまくった後で、今更元の場所に戻しても、野良猫の母猫が育ててくれるかと言えば、もうたぶん戻って来ても、人の臭いを警戒して育児放棄すると判断しました。
次男の友達たちには
野原に仔猫が居ても、母猫が近くに居たり戻って来たりする可能性があるので、今後は触らないこと。
この仔猫はまだご飯を食べられないから、ミルクを飲ませなきゃいけないこと。
ミルクを飲ませるにはミルク代がかかること。
仔猫を助けてやりたいなら、ミルク代を負担すること。
この仔猫がひとりでご飯を食べられるようになったら、もらってくれる人を探すこと。
この仔猫のことは、きちんとお母さんに相談して私に連絡すること。(中学生の子どもにミルク代を負担しろなどと話しましたので、誤解があっては困りますので。)
など話して仔猫を預かりました。
けど、また3時間授乳かよT_Tと、心の声。
子どもたちは、仔猫がひとりで野原で鳴いてて可哀想、大輔のお母さんなら何とかしてくれるだろうと、子どもらしい安易な優しさで連れて来たようですが。
母猫が近くに居たかもしれないことや、母猫が戻って来る可能性があったこと。拾ってしまったら、母猫はもう育ててくれないこと。仔猫を育てるにはお金がかかることや、この仔猫は3時間おきに、真夜中でもミルクを飲ませなきゃ死んでしまうこと。
など話すうちに、「ごめんなさい。」とわかってくれたようでした。
ミルク代も子どもたちが負担出来なければ、もちろん私が負担しますが(と言うか、期待はしてませんが)子どもたちには優しい気持ちで自分がしたことの責任も感じて欲しいと思い、このように伝えました。
さて、子どもたちのお母さんたちは、どんな反応するかな?
動物を助けるつもりで、安易に拾うことの責任と、拾った動物の世話やその後を他人にお願いする他力本願の無責任を感じて欲しいと思いましたが・・・
次男の友達3人のうち、2人は拾ってしまった責任を感じてくれたようでしたが、1人は「俺は止めろと言ったから関係ない!」と不満気な態度でしたので、お母さん方の反応が気になります。
たぶん生後1〜2週間、男の子。
へその緒は落ちてますが、目が開いていません。育ててくださる方を募集します。
3時間授乳はなかなか難しいと思いますので、離乳まではもちろん私が世話をします。
どうぞよろしくお願いします。