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猫のコロナウイルスと新型コロナウイルス

2020-03-30 15:06:37　日々の出来事

新型コロナウイルスが日本中で世界中で大変なことになっていますね。
福岡県も28日、29日の週末は不要不急の外出自粛要請が出ていました。
猫舎の見学は不要不急の外出にあたるのかしら？そうだったら、これから新型コロナウイルス感染症が落ち着くまで、仔猫をお迎え頂くことが難しくなってくるのかしら？と少し不安に思っているところです。

昨日は「ベルギーでヒトからネコへの感染例確認」とニュースがありました。
これは、ヒトからネコへの感染例だそうです。飼い主さんが新型コロナウイルスに感染して症状が出て、その後飼い猫が感染したそうです。
今のところ、まだ確認されたのは1件だけですが、ネコにも嘔吐や呼吸困難の症状が現れているそうです。
そして、今のところ、ネコからヒトへの感染例はないそうです。

それから、新型コロナウイルスと猫腸コロナウイルスについて
いま、世の中が大変なことになっている新型コロナウイルスと、FIPの原因となる猫腸コロナウイルスは別物だそうです。
コロナウイルスはたくさんあるウイルスの中で、エンベロープと呼ばれる突起物（脂質膜）が太陽のコロナのように見えるので「コロナウイルス」と呼ぶそうです。（クラウン説もあります。）猫腸コロナウイルスは、コロナウイルスの中でもαコロナウイルス属で、新型コロナウイルスはβコロナウイルス属だそうです。そのため、基本的に猫腸コロナウイルスは猫同士でのみ伝染し、ヒトへの感染例はないとのことです。

ベンガル猫に限らず、猫を飼育している飼い主のみなさま。
室内飼育のネコがウイルスを拾ってくる可能性よりも、ヒトが外からウイルスを連れて帰ってくる可能性の方が高いです。
ネコから感染することを心配するのではなく、ネコに感染させてしまうことを心配してください。
もちろん、ご自分が感染しないようしっかり手洗いして気を付けるとともに、「可愛い我が家の飼い猫」が新型コロナウイルスに感染しないよう、どうぞよろしくお願いします。

一日も早く新型コロナウイルス感染症が収束しますように・・・