近況報告その2「保健所の抜き打ち検査がやってきた！」

2021-11-23 13:40:09　ブリーダー

またまたご無沙汰いたしております。Cattery夢猫庵の高倉です。
タイトルの本題に入る前にひとつご報告です。ベンガル仔猫産まれてます
シルバーの女の子ご希望の方は是非お問い合わせくださいませ

さて本題です。以前、ブログに「数値規制に困っていません！えっへん！」みたいな記事を偉そうに書きましたが・・・

先月、10月28日に保健所の抜き打ち立入検査が入りまして。
開業以来何度か立入検査は受けましたが、抜き打ち検査は初めて受けました。
我が家ではちゃんと改正法に対応した帳票などは完備していて、そこは問題なかったのですが・・・
ケージの大きさに不備がありました

言い訳すると、ケージを購入した時の商品説明を鵜呑みにしていたことと、雄猫の体長の測り方のミスでした。って言うか、抜き打ち検査でおもむろにスケール取り出して、猫とケージの実寸を測るとは思いもしませんでした
我が家で使用しているケージは90㎝×60㎝だと思っていたのですが、実際は84㎝×54㎝でした。

そして、我が家で一番大きなダリルと棕櫚の体長が40㎝と思っていたのですが、保健所の担当者さんが測ったところ、ダリルも棕櫚も42㎝でした。なんてこった
これでは、一体型飼養どころか、分離型飼養もクリアできません。
体長42㎝なので、最低でも84㎝×63㎝のケージが必要です。

我が家は既存の業者なので、来年の6月までに基準に合ったケージを準備すれば良いので、今回は行政指導などの厳しいお話ではなく、6月までに何とかしてくださいねってお話でした。そこで、既存のケージ2つ分の部品を使って、114㎝×84㎝のでっかいケージを自作しました。

でっかすぎる　これでは掃除がとても大変ですが、法律を遵守するためなので仕方ありません。
それに、パパ猫たちはケージが広くなってご満悦のように感じますので、まあ良しかなと思います

ケージサイズはこれでクリアですが、もうひとつ問題がありました。
分離型飼養の場合、一日に3時間はケージから運動スペースに出して自由に過ごさせる必要があります。
それはもちろん知っていました。

我が家の男の子部屋は現在、ベンガル2匹、ラパーマ2匹、合計4匹の雄猫がいます。それぞれみんな1匹1匹は穏やかな性格のおとなしい男の子たちですが、未去勢の血気盛んな男の子たちなので、同時にケージから出すと流血するほどの喧嘩が始まります。
なので、それぞれ別々にローテーションでケージから出すのですが、4匹いるので4交代になります。
ところが、省令で「1部屋のローテーションは3交代まで」と決まっているとのこと
そこは把握していなかったのですが、保健所の担当者さんが省令をちゃんと見せてくれて説明してくれました。
むむむむむう

超極小零細個人事業主の我が家では、これ以上飼養部屋を増やすことはできませんし、女の子部屋に男の子のケージを置いて一日3時間男の子を出すことは、誤交配など事故の元になりますので、それも難しい

そこで、苦渋の選択ですが、雄猫の数を減らすことにしました。
ラパーマのパパ猫・棕櫚くんは来年中に引退予定でしたが、少し早めて来年の6月までに引退させようと思います。また、棕櫚くん引退に伴い、ママ猫のバターカップ、蘭も引退予定です。棕櫚とバターカップは来年6月頃のお渡し予定、蘭は今年の年末以降のお渡し予定になりますが、新しいおうちを募集しますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、是非お声かけください。

↑ラパーマのパパ猫・棕櫚くんです

↑ラパーマのママ猫・蘭ちゃんです

当然のことながら、Cattery夢猫庵はこれからも法律を遵守して繁殖活動を行ってまいります。
間違っていたときは、間違っていたことを認め、すぐに対応していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします

おまけ

↑隔離室という名の私の寝室で過ごす、風邪ひきラパーマの仔猫と白い組さんのゆき姐さん

↑隔離中の風邪ひきラパーマの男の子
募集中の仔猫詳細を是非ご覧ください