トライアルについて

2025-01-14 15:54:22　ブリーダー

我が家の引退パパ猫ラパーマの柘榴くんです

X（旧Twitter）で良く見かけるのですが（保護猫団体さんの呟きに多いようですが）、「トライアル失敗」とか「トライアル中止」とかで譲渡予定の猫が帰ってきたって話です。
で、譲渡希望者が猫を返してきたことに保護団体さんが怒ってる

トライアルを経て、安心して譲渡したい気持ちはわからないではないのです。
が、帰ってきたからと、返されたからと、怒るのはおかしいと思うのです。
だって、返して良いからこそのトライアルでしょう？・・・
帰って来て怒るくらいならトライアルを設けなきゃ良いのに。

そもそも成猫同士で相性が良いか悪いか仲良くなれるかとか、たかだか2週間では判断できないと思うのです。
仔猫同士とか片方が仔猫とかなら、まあ、2週間は不要かもしれません。
ですが、大人猫同士ならお互いの存在に慣れておまけに仲良くなれるまでには2週間では少ないと思います。

2～3日とか1週間、2週間はお互い「シャーシャー」の嵐だと思います。
それで相性が悪いとか仲良くできないとか言われたら、そりゃそうでしょうとしか・・・
大人猫を迎えると決心したなら、新しい大人猫と先住の大人猫が仲良くなれるまで、焦らずゆっくり時間をかけて付き合ってやって欲しいと思います。

夢猫庵では販売仔猫はもとより引退親猫の譲渡の際にもトライアルは一切行っておりません。
トライアルを設けない理由は、衛生面はもちろんですが、なによりたかだか1～2週間で相性が悪いなどと判断せずに、長い時間をかけてでも焦らずゆっくり先住猫と慣れて行くように工夫しながら忍耐強く付き合ってやって欲しいと思うからです。

夢猫庵の引退猫は、その決心がある方にのみ譲渡をしています。
そして「先住猫と相性が合わなかった」と帰ってきた猫は1匹もいません